get on the bandwagon
時流に乗る
More and more people are getting on the bandwagon to denounce cigarette smoking.(より多くの人々が、タバコを吸うことを非難するという時流に乗っかっています)
get on the bandwagon なぜ?
bandwagon とは「パレードなどで音楽隊(バンド)を乗せて走るワゴン車」のことです。
bandwagon はパレードを先導する(=たくさんの人々を集めて誘導する)役割を果たすので、get on the bandwagon で「時流に乗る、流行に乗る」という意味になります。
この記事では get on the bandwagon のもう少し詳しい解説や例文を紹介します。
get on the bandwagon のイメージ解説
More and more people are getting on the bandwagon to denounce cigarette smoking.(より多くの人々が、タバコを吸うことを非難するという時流に乗っかっています)
get on the bandwagon は「パレードを先導するバンドワゴン車に乗る」→「時流に乗る」という意味です。
bandwagon とは「パレードなどで音楽隊を乗せて走るワゴン車」のことです。元々は、サーカス団を宣伝するためのもので、音楽を演奏しながらパレードを先導し、その音楽につられた人々をサーカスを見せる場所まで誘導していたそうです。
「流行を作り出しているバンドワゴン車に乗る」→「流行そのものに乗る」というわけですね。
(勝敗が決した後、勝ち馬に乗るだけの人々に、私は我慢ができません)
get on the bandwagon は「何かが成功したり、一般的になった後に、その流れに乗る」という状況で使われることがよくあります。
そのような場合は「勝ち馬に乗る、にわかファンになる」というネガティブなニュアンスが含まれるようになります。
(多くの農場が流行に乗って、オーガニックフードを宣伝しています)
「時流に乗る」という意味は get 以外に、jump や climb という動詞でも表現することができます。
jump on the bandwagon だと勢いよくバンドワゴン車(流行)に跳び乗っているイメージになります。
「時流に乗る」という表現の中では jump on the bandwagon が最も一般的に使われている印象です。
(ゴールドの時流に乗るには遅すぎる?)
jump on the gold bandwagon は「ゴールドの時流に乗る」という意味です。
この例文は金価格が上昇していた時期にある経済誌に掲載された記事の見出しです。要するに、今からでもゴールドを買うべきかを論じた記事というわけですね。
このように jump on the ~ bandwagon で「~の時流に乗る」となります。
(社会主義者は、いま時流に乗っかっています)
More people were jumping on the bandwagon each day.
(毎日毎日、多くの人々が時流に乗っかっていました)
I’m on the rugby bandwagon.
(私はラグビーのにわかファンです)
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