この記事では、will と be going to と「予定を表す現在進行形」と「未来進行形」など未来を表す表現の違いをイラストを交えて解説しました。
未来を表す表現の違い
『明日、英語の勉強をする』という意味の英文を例に、「will」「be going to」「be -ing」「will be -ing」を、どのタイミングで使うのか確認します。
英会話での使用頻度が高い基本編と、低い特別編に分けて見ていきましょう。
基本の未来表現
例文1:I will study English tomorrow.
例文2:I‘m going to study English tomorrow.
例文3:I‘m studying English tomorrow.
will を使うタイミング
例文1:I will study English tomorrow.(明日、英語の勉強をやろう)
will のコアイメージは「確信度の高い思い」です。ただし、入念に考られたものではなく「その場の思いつき」というニュアンスです。そのため、「よしっ!学習するぞ」と思い立ったタイミングでのセリフになります。
※ will の持つイメージ・意味についての詳細は「助動詞 will のイメージと意味・用法まとめ」をご参照下さい。
be going to を使うタイミング
例文2:I‘m going to study English tomorrow.(明日、英語の勉強をやるつもりです)
am going to study は「決心済だが、準備は未完了」。現在分詞 going は「既に決心は済んで、現在向かっているが、到達はしていない」状態を表し、to study は「その到達する先は study である」ことを表しています。
to は到達点までに距離があることを表しているため、「準備チェックリスト」を洗い出しているようなタイミングでのセリフになります。
※現在分詞についての詳細は「現在分詞の意味、用法」、be going to についての詳細は「be going to のイメージと意味」をご参照下さい。
現在進行形 be -ing を使うタイミング
例文3:I‘m studying English tomorrow.(明日、英語の勉強をやる予定です)
am studying は「準備済だが、学習は未完了」です。study までの距離がない状態であり、その状態を tomorrow によって未来時に移すことで「確実に学習する予定」というニュアンスを表します。学習に向けての準備を終えたタイミングでのセリフです。
※現在進行形についての詳細は「現在進行形のイメージと意味・用法まとめ」をご参照下さい。
特別な未来表現
未来進行形 will be -ing を使うタイミング
例文4:I will be studying English at this time tomorrow.(明日、英語の勉強をやっているでしょう)
will は「その場の思いつき」で、その思いつきの内容として be studying(確実に学習していること)を描いています。
「パッと想像したことでも、いつも大体そうなっていることであれば確かだ」というわけで、「これまでこの時間はいつも英語の学習をしているから、明日もこの時間には学習しているはず」と言いたいときのセリフになります。
コメント
わかり易い!ありがとうございます!
わかりやすかったです